糖質制限ダイエットではおなじみのMCTオイル
糖質の過剰摂取を抑えながらダイエットを成功に導く方法として、以前から注目されているのが糖質制限です。
この糖質制限を実行する際に取り入れたいアイテムがMCTオイルです。
MCTとは中鎖脂肪酸のことを差します。
この中鎖脂肪酸は分子の量が長鎖脂肪酸に比べて小さいため、消化されやすいという特徴があります。
またブドウ糖やアミノ酸と同じように肝臓に運ばれていき、スムーズにエネルギーとして活用されます。
内臓や皮下に付きにくいので、ダイエットを行う際に役立つといえます。
皮下脂肪が多くて太ってしまっているという場合には、MCTオイルを積極的に活用といいでしょう。
MCTオイルの持つメリットとは
MCTオイルは消化されやすいオイルなので、皮下脂肪がつきにくいというメリットがあります。
ダイエット中に脂肪を極端に抑えてしまうと健康に影響が出てしまいますが、脂肪が体に付くのは避けたいと思っている方もいることでしょう。
そんな場合には、MCTオイルを普段使っている菜種油やゴマ油の代わりに活用するのもいいでしょう。
MCTオイルは糖質よりも腹持ちがいいので、その分食べすぎを抑える効果が期待できます。
摂取カロリーを抑えられるため、スムーズにダイエットを実行していくことが可能です。
またMCTオイルはココナッツオイルを精製して作られるため、くせがなくさらっとしています。
ゴマ油などは独特の香りがあるので、苦手に感じる方もいることでしょう。
そんな方でもMCTオイルなら、香りが気にならないので上手にオイルを活用していけるのではないでしょうか。
加熱調理に向かないMCTオイル
MCTオイルはオイルですが、ただオリーブ油などとは違って加熱をすると煙が出てしまいます。
MCTオイルは沸点が低いため、加熱調理には向いていないオイルと言えます。
そのため使う時には加熱をせず、そのまま使用することが大切です。
また炒め物などを作るときにはMCTオイルを使用せず、ココナッツオイルなどを使用するといいでしょう。
ただ一般的なオイルは皮下脂肪や内臓脂肪になりやすいため、使用する量は少なめにすることが大切です。
MCTオイルの上手な活用法
MCTオイルは加熱せずそのまま使用します。
最も簡単な方法として、コーヒーや紅茶に活用する方法が挙げられます。
コーヒーや紅茶にクリームを入れる場合がありますが、このクリームの代用としてMCTオイルを使います。
コーヒークリーム以上にマイルドな仕上がりになるので、美味しく飲むことができます。
またコーヒークリームは他の植物油脂が使用されていますが、摂りすぎると皮下脂肪や内臓脂肪になりやすいというデメリットがあります。
そのためMCTオイルを活用することで、ダイエットを上手に行っていけるようになります。