体に負担をかけずにダイエット
ダイエットをする方の中には、腰痛などを引き起きしている方もいるかもしれません。
また体力がない方もいることでしょう。
このような方でも安心して取り組める運動がウォーキングです。
ダイエットをスムーズに実行していくために、運動は欠かせない活動です。
ただハードな運動もあるので、辛すぎる内容だと諦めてしまうこともあります。
その点ウォーキングなら、気軽に始めることができます。
また自分の体と相談しながらペースを決めていけるので、無理をせずに実行ができる点もメリットといえます。
正しい方法で実行することが大切
ウォーキングをただ散歩の延長のように考えている方もいます。
ウォーキングになると、散歩より速足で歩くため、多少下肢などに負担をかけます。
そのため正しい姿勢で常に歩くことが大切です。
ウォーキング時の正しい姿勢として、背筋を伸ばして体がまっすぐになるようにします。
次に動作に関してですが、足を地面につける時には、足裏全体が同じタイミングで地面に乗るようにします。
また歩く時には、つま先を後方に向かって蹴るようにして体重を移動させます。
この時に膝に負担をかけないように、膝はできるだけ伸ばした状態になるようにします。
歩くスピードや腕の振り方の注意点
ウォーキングによってある程度カロリー消費をしていくためには、通常の散歩よりもっと早く歩くことが必要です。
ただウォーキングをこれまでやったことがない方の場合、最初から無理をすると膝などに大きな負担をかけてしまいます。
そのためまずは時速3キロから5キロ程度を目安にして、取り組んでみるといいでしょう。
また慣れていった段階で、少しずつ歩くペースをアップさせるようにしてください。
ウォーキングをする際に腕をしっかり振ることで、リズミカルに歩けるようになります。
腕の筋力をアップさせる効果も期待できるので、基礎代謝量アップにつながります。
肘は90℃くらい曲げ、軽くこぶしを握った状態で歩行をするようにしてください。
決して無理はしないことが大切
ウォーキングは自分のペースで気軽に始められる簡単な運動ですが、それだけに無理をしてしまうことがあります。
散歩よりも速足で歩くため、膝に多少負担をかけてしまいます。
スタートした段階では、まずは30分を目安にチャレンジしてみるといいでしょう。
また毎日実行しても全く問題なければ、毎日ウォーキングをしても構いません。
ただ疲労感があるという場合には、1日おきにしてみるなど、体に負担がかからない自分なりのペースを見つけるようにしてください。
また足先や膝に過度な負担をかけないために、ウォーキングをする際には専用のシューズを必ず使用するようにしてください。
日常で履くようなスニーカーを使用すると、指先が痛くなったり、歩行がしにくくて膝を傷めてしまう恐れがあります。