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血糖値を上手にコントロールしよう

過剰な糖質の摂取が太る大きな原因

ダイエットを上手に行っていくためには、カロリーを過剰に摂取しないように心がけることが大切です。
日々の食事を通していろんな栄養素が体内に入りますが、その中でも特に注意したいのが糖質です。

糖質は摂取すれば全て消化されてブドウ糖となり、体内に吸収されてしまいます。
必要なカロリー分のブドウ糖は摂取しなければなりませんが、過剰に摂取することは控えなければなりません。
過剰に摂取したブドウ糖は排出されず、中性脂肪となって体内に蓄えられます。

脂肪は過剰に摂取すれば、過剰分は大腸に移動して排出されます。
脂肪は太る原因とよく言われていますが、脂肪以上に糖質の過剰摂取を注意しなければならないのです。

インスリンの過剰分泌を抑える

糖質は消化されて最小単位のブドウ糖になりますが、摂取した糖質はすべてブドウ糖となって肝臓へ運び込まれます。
1日のうちに使いきれなくなったブドウ糖は、インスリンによって中性脂肪へと変わります。

インスリンは血糖値が過剰に上がりすぎてしまうと分泌されるので、ダイエットをスムーズに行うためにはインスリンの過剰摂取を抑えることが重要です。
血糖値は通常70〜140mg/dlが基準とされており、この範囲内に収まるように食事をすることが大切です。

糖質が多く含まれている食品を多く食べすぎてしまうと、血糖値が基準値を上回ってしまいます。
甘いものが好きな方は、特に注意をしながら糖質を多く含む食品を食べなければなりません。

1日の糖質摂取量を抑えることが大切

体重を一定の値にキープするためには、1日の糖質摂取量を110g以下に抑えることが大切です。
またダイエット中であれば、60g以下に抑えることが理想的と言われています。

日本人が昔から食べてきた白米は、100gあたり38gの糖質が含まれています。
案外多く含まれており、ダイエットを成功に導くためにはご飯を多く食べすぎないことも重要なポイントといえます。

ただご飯の量を少なくすると空腹感が出やすいので、他の食品を多く食べて満足感が得られるようにするといいでしょう。
一般的に糖質があまり多く含まれていないとされる肉や魚、野菜を積極的に食べることをお勧めします。
これらの食品には白米ほど多く糖質が含まれていませんし、満足感も得やすいという特徴があります。

少しずつ食べるようにするのもオススメ

早食いや大食いになりがちな方の場合には、一度に食べる量を多くしないようにすることをお勧めします。
空腹感を抑えるためにも、小分けにして少しずつ食べるといいでしょう。

一度に食べるご飯などの量が少なければ、血糖値の急上昇を抑えることができます。
インスリンの過剰分泌も抑制できるので、糖質が中性脂肪にならずに済みます。

また食事の合間にお腹がすいてしまった時には、たんぱく質を多く含む食品や野菜を食べるといいでしょう。
食物繊維やたんぱく質を多く含む食品は腹持ちがいいので、少量食べるだけで満足感が得られます。

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