下痢をしてもダイエット効果は期待できない
下痢をすると体重が軽くなることがあるので、ダイエットにいい効果が期待できると思われがちです。
しかし実際に下痢をしたとしても、体脂肪に変化は起こりません。
下痢をすると痩せるというのは単にイメージだけで、実際には健康を損ねるので注意が必要です。
下痢を頻繁に繰り返していると、美容や健康のために欠かせない栄養素が吸収されません。
むしろ痩せにくい体になってしまうので、下痢になった時には改善を早急に行うことが大切です。
下痢が続く原因は腸内環境の悪化
ストレスなど、下痢を引き起こす原因は色々とあります。
その中で特に大きいのが、腸内環境の悪化です。
善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れてしまって腸内環境が悪化すると、下痢を起こしやすくなってしまいます。
善玉菌よりも悪玉菌の方が多い状態になってしまうと、腸内環境が悪化します。
このような状態になると下痢だけではなく、便秘も引き起こしてしまうことがあります。
下痢は痩せるどころか、痩せにくい身体になってしまうので要注意です。
冷たい食品はできるだけ避けることが大事
下痢にならないようにするためには、冷たい食品はできるだけ避けることが大切です。
冷たいお茶やビールなどアルコールはできるだけ控え、温かい飲み物を飲むようにしてください。
ただ冷たいものを完全に避けるとストレスになってしまうので、冷たいものを飲む時には少しずつ摂取するようにしてください。
また大腸の調子を悪くしてしまう原因として、自律神経の乱れもあります。
日々のストレスが徐々に溜まっていくと、自律神経を乱してしまいます。
ストレスが溜まってイライラしてしまっていると感じたら、ウォーキングなどをして屋外で体を動かすようにしましょう。
ハードすぎる運動は逆にストレスを産んでしまうので、無理なく続けられる方法を選択することが大事です。
善玉菌を増やす食事を心がける
腸内環境を良い状態にするためには、善玉菌を増やすような食事を心がけることが大切です。
まず善玉菌が多く含まれている食品が何なのか知り、その食品を積極的に食べるようにしましょう。
キムチやヨーグルトなど、発酵食品と呼ばれる食品には善玉菌が多く含まれています。
またぬか漬けや味噌など、日本人が昔から食べてきたこれらの食品にも善玉菌は多く含まれています。
また善玉菌のエサを摂取することで、善玉菌を元気にすることができます。
食物繊維とオリゴ糖は善玉菌のエサとなるので、これらの成分を多く含む食品を生活に取り入れることをお勧めします。
野菜や海藻類には、水溶性や不溶性の食物繊維が多く含まれています。
大豆やバナナ、ごぼうなどにはオリゴ糖が多く含まれています。