自己暗示ダイエットとは？
ダイエットには、食事を制限する食事法や適度な運動をする運動法の他に、薬物法や外科的な手法などさまざまな種類のものがあります。
中でも特にユニークなのは「自己暗示ダイエット」と呼ばれるものです。
自分が今太っているのは、基本的に何かを余計に食べ過ぎたことが原因です。
自己暗示ダイエットでは、例えば食べたくてしょうがないケーキを食べるのを我慢したときに、「あのケーキを食べなかったから、10gぐらいは痩せているに違いない」と自分に言い聞かせます。
「自分は痩せている」というイメージを頭の中に描き、たくさん食べると理想の自分に近づけないと思うことからダイエットを始めます。
自己暗示のかけ方
自己暗示をかけるためには、寝る直前、ベッドに入ってからが最適な時間帯です。
このとき、好きな音楽などを低いボリュームでかけるのもいいでしょう。
音楽は歌詞が入っていないものを選び、ベッドに入ったら目を閉じて、深呼吸を繰り返します。
気持ちが落ち着いてきたところで、深呼吸から普通の呼吸に戻ります。
自分の呼吸のタイミング、吐く息・吸う息に注意を傾けます。
そして、ダイエットのために今日1日頑張った事柄を思い起こします。
「もう一口食べたかったのに我慢できた」「ご飯を半分の量に減らすことができた」など、今日達成できたことを頭に思い浮かべ、自分を褒めてあげましょう。
その次に、少しずつ自分が痩せていくイメージを頭に思い浮かべます。
現在の自分とダイエットに成功して痩せた自分「ビフォー・アフター」をイメージしてみるのも良いでしょう。
ウエストや二の腕が細くなった自分を想像してみるのもおすすめです。
次に、ダイエットがうまくいって理想の体型になった自分が一体どんなことをしたいのかを想像します。
スタイルが良くなって、素敵な彼氏や彼女ができた自分を思い浮かべるのもいいかもしれません。
思うように痩せることができた自分が、どんな洋服を着ているか、どんな靴を履いているか、どんな時計を身につけているかなど細かいところも想像してみます。
ここまで来たら、次は公園のベンチに座っている今の自分をイメージしてみましょう。
ベンチの左側に座っているのが現在の自分で、べンチの右側にはダイエットに成功した理想の自分が座っていると想像してみます。
現在の自分はどんな表情をしているでしょうか。
自信がありそうな魅力的な表情をしていますか？
それが終わったら、今度は自分が右側の未来の自分の中に入ってみます。
右側の理想の自分の中に入って、左側の現在の自分を見つめてみましょう。
公園を見渡してみて、先程左側の自分が見た光景と同じかどうかを確認してみます。
イメージをしっかりと把握できたら、再度深呼吸を行い、そのまま眠ります。